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それは土曜日のお昼前、コーチャン・フォーの店内だった。
『DVD、BOXモノ全品20%OFF!』などと書かれたポスターにまんまと釣られ、市川崑監督&石坂浩二「金田一耕助の事件匣」、19,800円といったあたりを手に取り、真剣に悩んでいたとき、ポケットの中の携帯電話がピロロロロ!と私を呼んだ。 見ると、表示は電話番号のみであり、特に見覚えがない番号だった。 『また間違い電話か・・・』と決めてかかった私は、『もしもし・・・』と極めてぶっきらぼーにj電話に出た。 「もしもし、あのー○○ですけれども」と、相手は明るい感じで自己紹介。 (○○・・・?誰?)とすっかり間違い電話モードの私は、これまたぶっきらぼーに『どちらにおかけです?』と聞き返した。 こちらの声が聞き取れなかったのか、電話の向こうでは「もしもし・・・」 これを受けて再度『どちらにおかけですか!?」と私は繰り返した。 まったく別人の名を言うに違いないと思いきっていた私の左耳に飛び込んできたのは、私の名前だった。「Dさんですよね?」 (あれ?あってる。・・・・○○さん?・・・・ヌゥォッ!!!!!!!!) この間2秒。 そう、私は電話の主を知っていたのです。知っていたどころか、それはまぎれもなく私の上司だったのです。 それまで極めてぶっきらぼーだった私は、急に若干の前傾姿勢となり、「あ!○○さんですか、、、あ、ハイ、私です、、、Dです、、、、何か・・・」と商人(あきんど)ような口調になった。 言い訳をする訳じゃないのですが、普段は役職名で呼んでおり、確かに「○○さん」ではあるのだけれど、そんな風に呼んだことない訳で・・・・。 当然、週末明けの今日、「いやー、冷たい対応だったなぁ。あれが本当の姿なんだな~」と冷やかされ、私は同僚の嘲笑を全身に浴びたのでした。
by chelsea-d
| 2007-04-17 01:44
| Others
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